熱心に説明を聞く見学者の皆さん
実際の操作方法を説明
活発な質疑応答や意見交換ができました
 当協会は、去る9月29日(木)、一般市民及び学生の皆さん22名を招待し、苫小牧港において「第6回 うみの現場見学会」を開催しました。これは港湾建設工事の現場を紹介し、理解を深めて頂くことを目的に全国で実施しているものです。当日は風、波とも穏やかで、これぞ北海道の秋という現場見学には絶好の天候に恵まれました。

 まず参加者の皆さんは苫小牧西港フェリーターミナルにて、当協会の秋山広報委員長の挨拶に続き、北海道開発局室蘭開発建設部苫小牧港湾事務所 浮津憲一副所長より、我が国初の大規模な内陸掘り込み式人造港湾の開発の歴史、現在の苫小牧港が果たす役割等の説明後、今回の見学を通して苫小牧港をより身近に感じてほしいとの挨拶をいただきました。続いて当協会員より現在施工中の「苫小牧港東港区中央ふ頭航路・泊地浚渫工事」及びポンプ浚渫技術について動画を交え説明をしました。

 その後参加者は往路のバスの中で、苫小牧港の歴史及びポンプ船の工事ビデオでさらに理解を深めた後、いよいよ日本最大級のポンプ船(第三亜細亜丸/8,000馬力)に乗船し、機関室などの船内、ブリッジ上でカッターの回転等を見学、工事ビデオからは想像もつかない迫力にただ息を呑むといった様子でした。続いてポンプ船より5km程度の距離にある埋立排砂池に向い、すさまじい勢いで噴出す砂の様子を見学。見学中は多くの方が近くの職員に熱心に質問をし、耳を傾け工事施工について理解され満足した様子でした。

 見学会終了後の質疑応答では、今回の工事のスケールの大きさにびっくりしたがより多くの人たち、特に子供達にも理解させてほしいとの意見などがありました。これに対し当協会からこのような見学会を3年前から年2回のペースで行っており今後も続けていくこと、また苫小牧港湾事務所の皆さんより各地方整備局等のホームページにもアクセスしてほしいこと、工事推進には地元企業の要望・一般市民の皆さんの理解が必要であるとの回答がありました。最後に当協会の後藤事務局長より港湾施設は地域発展のための道具であり、その整備には地域の方々の熱意・協力が鍵となる。本日は皆さんに港湾整備の重要性や港湾土木技術をよく理解していただいたと考えているとの挨拶があり今回の見学会を無事に終了いたしました。

第三亜細亜丸全景(巨大なカッターを見学)

| うみの現場見学会トップへもどる |